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Japan Association for Educational Technology

セミナー・イベント

「教育の情報化」実践セミナー2010(丹波会場)開催報告
 わかる・できる・のびる 教育の情報化とICT活用


 2010年度第3回「教育の情報化」実践セミナーが、兵庫県丹波市で開催されました。
 テーマは「わかる・できる・のびる 教育の情報化とICT活用」です。
 5件の実践報告と賛助企業12社による最先端の教育用機器・コンテンツの展示説明があり「教育の情報化」実践の動向を理解することができました。
 会場には、予定を大きく上回る145名の教育関係者、企業担当者が参加し、熱心な発表と活発な質問があり、たいへん有意義なセミナーとなりました。
企画段階からご準備いただいた氷上情報教育研究会の皆様に厚く感謝申し上げます。
 

「教育の情報化」実践セミナー2010 in 丹波

日時: 平成23年2月19日(土)13:00−17:00
場所: ゆめタウンポップアップホール(丹波市氷上町)

主催: 日本教育工学協会(JAET)
共催: 氷上情報教育研究会、兵庫県教育工学研究会
     (社)日本教育工学振興会(JAPET)
後援: 丹波市教育委員会、丹波市小中学校長会

ゆめタウンポップアップホール全景
ゆめタウンポップアップホール全景
プログラム
 ◆オリエンテーション: 木原俊行(大阪教育大学 JAET常任理事)
オリエンテーション オリエンテーション オリエンテーション

 大勢の参加者を前に木原先生よるオリエンテーションがあり、堀田先生から開会の挨拶があった。
 このセミナーの講演・実践事例・企業展示の意義について話があり、ポイントが整理された。
 また、配布されたニューズレターをもとにJAETのPRも忘れずに話していただいた。

 ◆基調講演「新学習指導要領の完全実施と教育の情報化」: 堀田龍也(玉川大学 JAET副会長)

 新年度から完全実施される新学習指導要領のポイントについてわかり易く説明があり、改定によって授業時間や教育内容が大幅に増加した今こそ、ICT活用が必要だと強調されました。
 また、ICT整備と活用の相関関係を示し、環境の整備の重要性とともに利用する内容の大切さを述べられ、教育の情報化の意義について再確認することができました。

基調講演
 
 ◆事例報告1 司会&コメンテーター: 野中陽一(横浜国立大学 JAET常任理事)

(1)顕微鏡を使った正しい観察法の指導
    丹波市立新井小学校 黒田一之先生、株式会社エルモ社 丹羽亜希子様
(2)基礎基本の定着で授業にメリハリをつける
    前橋市立桂萱東小学校 笠原晶子先生、チエル株式会社 三好亜理紗様
(3)電子黒板の活用でめざす授業改善
    明石市立松が丘小学校 内田淳先生、株式会社内田洋行 野川里香様

黒田先生(左)と丹羽さん
黒田先生(左)と丹羽さん
笠原先生(左)と三好さん
笠原先生(左)と三好さん
内田先生(左)と野川さん
内田先生(左)と野川さん
コメンテーターの野中先生
コメンテーターの野中先生

 黒田先生は、実物投影機「みエルモん」を使って顕微鏡の正しい使い方を容易に理解させる事例を、
 笠原先生は、「基礎・基本」定着にフラッシュ型教材を利用した外国語活動の実践を、
 内田先生は、いろいろな教科での電子黒板の活用例を紹介し授業改善のための利用について報告されました。
 コメンテーターの野中先生の司会で、報告に対する感想や質問があり大いに参考となりました。
 

 ◆企業展示プレゼンテーション
企業展示プレゼンテーション 企業展示プレゼンテーション

 協賛いただいた12社による教育用機器・コンテンツの展示とプレゼンがあり「教育の情報化」の最先端の動向を知ることができました。
 協賛いただいた企業のみなさまに御礼を申し上げます。

協賛企業(順不同、敬称略)
 (株)エルモ社、広島県教科用図書販売(株)、(株)ワコム、(株)ラティオインターナショナル、
 プリンストンテクノロジー(株)、(株)日本コスモトピア、チエル(株)、東京書籍(株)、プラス(株)、
 ゼッタテクノロジー(株)、(株)内田洋行、Sky(株)

 ◆事例報告2 司会&コメンテーター: 木原俊行(大阪教育大学)

(4)家庭と連携した情報モラル指導   丹波市立鴨庄小学校 藤原義行先生
(5)中学校全教科で取り組むICT活用   三原市立幸崎中学校 笠岡美穂子先生

藤原先生
藤原先生

 木原先生の司会により、学校単独の実践例が報告されました。

 藤原先生は、丹波市で導入されている「あんしん・あんぜん情報モラル・オンライン」コンテンツを利用して情報モラル教育を推進するための研究を行い、情報モラル指導カリキュラムを作成して授業実践を行った過程について詳しく報告されました。

笠原先生
笠岡先生

 笠岡先生は、中学校の全教科でのICT活用を行う取り組みについて報告がありました。
 1、2学期での取り組みの結果、アンケート調査でICTを活用した授業を肯定する比率が下がったことに対して原因を分析し、改善しながらより効果的な活用が進んできている成果などについて解説がありました。



 


 木原先生の進行で、会場からは熱心な質問や感想が時間まで続きました。

 ◆セミナーのまとめ: 堀田龍也(玉川大学)

 堀田先生より、今回のICT活用の実践例を聞いて使ってみたくなった、また企業展示を見て欲しくなったこと、丹波地区のICT活用の普及と盛り上がりが確認できたことはセミナーの成果だったとのまとめがありました。
 10月に開催される全国大会に向けて、大成功が期待されるセミナーとなりました。



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