先進地域一覧
年度を選択して下さい
2025年度
熊本県 八代市教育委員会
小学校22校 中学校15校 特別支援学校1校(学校情報化優良校100%)
2025年4月1日〜2028年3月31日
青森県 六ヶ所村教育委員会
小学校4校 中学校2校(学校情報化優良校85%)
2025年4月1日〜2028年3月31日
「教育の情報化の主眼は児童生徒の学力向上」「これからを生きる子供たちにとって情報活用能力は必要不可欠」という教育長の明確なビジョンのもと、ICTを活用した児童生徒の資質能力の育成・教員のICT活用指導力の向上・ICT環境の整備において設定した指標を目指し、教育委員会と学校が一体となって教育の情報化を推進している。各学校では「六ヶ所村版情報活用能力の段階表」をもとに、カリキュラム・マネジメントを行って児童生徒の情報活用能力を育成している。さらに、村で「学力向上モデル校」として、学力向上のために教育の情報化を推進する学校を指定し、該当校の研究の成果を村内で共有するとともに、課題は次に指定された学校で解決を図る、という形で、全ての学校において情報化が進むようにしている。
熊本県八代市教育委員会は、管轄する全ての学校が「学校情報化優良校」として認定されている。令和4年には「八代市EdTech推進基本方針」や「EdTech推進計画」を策定し、各学校と共通理解を図り、組織的・計画的に学校情報化を推進している。ICT支援員11名の配置や、デジタル推進経験者を含む教育推進係の設置、研修会の実施、啓発活動、情報化推進会議の開催などを通じて、地域全体で教育情報化を進めている。教育サポートセンターはタブレット活用研修を行い、受講者が各学校で復講する体制を整えている。市長や教育長のリーダーシップ、EdTech推進本部会議での連携、ICT教育推進アドバイザーによる啓発活動などを通じて、地域として持続的なICT活用を進め、成果を上げていることが確認された。教育委員会は地域の特色あるICT教育を積極的に推進し、学校情報化先進地域として認定可能と評価された。