先進校一覧
2023年度
2023年度の学校情報化先進校は、下記の学校に決まりました。おめでとうございます。
今年度は、27校の応募があり、学校情報チェックリストの自己評価結果、優良校認定時のエビデンス、先進校応募時の情報を総合して、第一次審査を行い、応募カテゴリごとに上位の学校を訪問調査対象校に選定しました。
最終審査では、さらに訪問調査の結果を加えて審査し、最終的に4校を2023年度学校情報化先進校に決定しました。
第49回全日本教育工学研究協議会全国大会青森大会の開会行事の中で、先進校4校を表彰する予定です。
なお、先進校は優良校の認定とは異なり、応募のあった学校の中から、その年の先進校を選定するものです。先進校への応募は、優良校の認定期間中(3年間)であれば、何度でも応募可能であり、先進校の表彰を受けた学校も、他のカテゴリへの応募は可能です。
先進校への応募は、学校情報化優良校の認定が条件となっていますので、ぜひ、多くの学校に優良校の認定を受けていただければと思います。
教科指導におけるICT活用
学校法人SOLAN学園瀬戸SOLAN小学校
一人一台タブレット活用、文房具化などの、整備や活用のフェーズを通り越している。ICTの介在により、学びの質(知識、共感、達成感、自信)がどう実現されるかに焦点を置き、独自のカリキュラム編成で「以前はできなかった」受業を実現している。特にCloudの活用、授業記録の活用、外国籍教員の担任配置、カリキュラム編成に特徴がある。
情報教育
大阪市立滝川小学校
大阪市立滝川小学校では,情報活用能力の育成に向け、情報活用スキルを一覧表にして整理している。また、この一覧表を基に、教科学習で育成・発揮する情報活用能力を明らかにした上で、児童が自らの情報活用能力を自己評価する場面を授業内に設定している。このような取り組みが、児童が自らの情報活用能力を認知するとともに目標をもってこれらの力を高めようとする姿に繋がっている。
校務の情報化
岩沼市立岩沼北中学校
岩沼市立岩沼北中学校では、学習のDX、生活のDX、校務のDXを推進している。特に校務のDXについて優れた取組が認められる。統合型校務支援システムによる出退勤管理、出席簿、通知票、指導要録などの電子化、校務に必要なデータの教職員間の情報共有、「北中おたよりサイト」による家庭への配付資料の一元管理など、校務のDXによる効率化が進んでいる。
教科指導を始め、学校生活のあらゆる場面で、クラウド環境と一人一台端末を活かした教育活動を充実させており、学校の教育目標「生涯にわたって自ら学び続ける生徒の育成」が具現化されている学校である。授業では、生徒一人一人が主体的に学習に取り組んでおり、自己の課題解決をする際にクラウドを活用して、他者の取組を参照したり、他者にコメントを付与したりして、互いに学び合い高め合っている姿を見ることができる学校である。