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2026.7.5

今,この先生に話を聞きたい(2)学齢期前半の連続性のあるICT活用

園田学園大学 教授 堀田博史

 次期学習指導要領の改訂に向けた議論が活発に行われている。小学校3年生の「総合的な学習の時間」では、情報の領域として、情報ブロックとミニ探究ユニットを配置して、情報活用能力を効果的に発揮した探究の展開を目指している。教育課程部会 幼児教育WGでも、「ICTの活用に当たっては、発達に応じて、乳幼児の直接的・具体的な体験の充実を図る道具として活用すること」※1とされている。しかし現在、小学校1年生に配布されたタブレット端末の活用度合は、学校間で差があるように感じる。

 幼児(年長)、小学校低学年、小学校中学年以降のICT活用の連続性を考えた時、図1に示す※2「記録する・詳しく知る・表現する・やり取りする」といった幼児期のICT活用の体験を生活科では、さらに関わりの視点を変えたりすることによる体験の質の高まり、写真や動画により対象を比較したり捉えなおしたりすることによる認識の質の高まり、多様な方法で記録・交流することによる表現の質の高まりと発展させることが重要である、と示されている。そして、小学校3年生の「総合的な学習の時間」へと繋がる連続性が求められているのではないだろうか。

 小学校1,2年生のタブレット端末活用を再考する時期なのかもしれない。