先進地域一覧
2016年度
2016年度の学校情報化先進地域は、下記の教育委員会に決まりました。
おめでとうございます。
5つ地域から応募があり、提出された資料を参考にした学校情報化認定委員会における審査により、 全5地域を訪問調査対象として決定しました。最終審査では,訪問調査の結果を加えて審査し、 5つの地域を2016年度学校情報化先進地域に決定しました。
第42回全日本教育工学研究協議会全国大会佐賀大会の開会行事の中で、5地域を学校情報化先進地域として表彰する予定です。
学校情報化先進地域への応募基準は、自治体において、学校情報化優良校の割合が80%以上であること(校種別に応募可能)です。ぜひ、多くの学校に優良校の認定を受けていただければと思います。
福島県 新地町教育委員会
小学校 3校 中学校 1校 (学校情報化優良校100%)
茨城県 つくば市教育委員会
小学校37校 中学校15校 (学校情報化優良校100%)
つくば市の情報化の歩みは、昭和52年度に日本で初めて竹園東小学校が筑波大学との共同研究としてCAIシステムを利用したことに始まっている。平成6年度から桜南小学校で取り組まれた「100校プロジェクト」が、現在のスタディノートを使った学校間協働学習の先駆けとなり、つくば市総合教育研究所を中心として開発された新しい教科「つくばスタイル科」の元となっているなど、日本における教育の情報化の歴史を築いてきた地域と言える。
熊本県 高森町教育委員会
小学校 2校 中学校 2校 (学校情報化優良校100%)
重点施策「コミュニティ・スクールを基盤とした小中一貫教育・ふるさと教育」を展開する中で,課題解決型学習等にICTを活用している。平成27年度から文部科学省委託事業「人口減少社会におけるICTの活用による教育の質の維持向上に係る実証事業」に採択され,テレビ会議システム等を活用した遠隔授業による協働的な学びの充実に取り組んでいる。総務省の平成26年度地域情報化大賞奨励賞等,高く評価されている。
熊本県 山江村教育委員会
小学校 2校 中学校 1校 (学校情報化優良校100%)
“豊かな人間性と人格を兼ね備え次代を担う「山江の子ども」の育成”を目指す中で、ICT環境を整備・充実している。2011年から2020年の10年間を山江村ICT研究期間として設定し、平成23・24年度文部科学省「国内のICT教育活用好事例の収集・普及・促進に関する調査研究事業」、平成27・28年度文部科学省「ICTを活用した学びの推進プロジェクト事業」など、国や地域の事業にも参加し、成果を収めている。
熊本県 産山村教育委員会
小学校 1校 中学校1校 (学校情報化優良校100%)
昭和63年の産山中学校とタイ王国カセサート大学附属中学校との間の姉妹校提携から継続されている相互交流「ヒゴタイ交流」など、産山村のICT活用は,長期にわたる地域と一体となった教育活動を礎としている。チャレンジ学習での学習用ソフトウェアの活用、タブレット端末を活用した家庭や地域での取材活動、タブレット端末活用による高齢者に対する“子どもヘルパー活動”における脳トレーニング支援などがみられる。
東日本大震災から5年が経過した今日まで、「子どもたちに先進的な学習環境の提供を継続」「21世紀を生き抜く力の育成」を目指し、総務省「絆プロジェクト」や文部科学省「学びのイノベーション事業」「先導的な教育体制構築事業」並びに総務省「先導的教育システム実証事業」など、先駆けて行われた先進的なプロジェクトに参加している。